ゾシン静注用2.25・4.5、ゾシン配合点滴静注用バッグ4.5 | 過量投与時の対処法 | 医療関係者向け情報 | 大正富山医薬品株式会社


 

ゾシン静注用2.25・4.5、ゾシン配合点滴静注用バッグ4.5

過量投与時の対処法をご使用の際の注意
 本情報は、添付文書及びインタビューフォーム掲載の情報に基づいて作成されています。
但し 必ずしもすべての方にあてはまるものではありませんので、情報の利用は、利用者の判断のもと、あくまでも参考としてお取り扱い下さい。

過量投与時の対処法

【使用上の注意:過量投与】
過量投与により、痙攣等の神経症状、高ナトリウム血症を起こすことがある。特に腎機能障害患者ではこのような症状があらわれやすい。なお、本剤の血中濃度は、血液透析により下げることができる。

ペニシリン系抗生物質は過量投与により脳脊髄液中濃度が高くなると、痙攣等の神経症状を引き起こすことが知られている。また、本剤はナトリウム塩であることから、高ナトリウム血症を起こすことがある。
本剤は腎機能障害患者ではt1/2の遅延、AUCの増加が認められているので、腎機能障害患者に過量投与されると血中濃度が大幅に上昇し、痙攣等の神経症状が発現するリスクが増大する。
過量投与に対する特定の解毒剤はないので、痙攣等の症状が発現した場合は、本剤の投与を直ちに中止し、抗痙攣薬の投与を検討すること。また、本剤の血中濃度は血液透析で低下することが知られている。

<参考>透析等による除去率
腹膜透析
[外国人データ]
腹膜透析患者5例に本剤3.375g(TAZ/PIPC:0.375g/3g)を30分点滴静注した。腹膜透析による0〜28時間までの透析液中のタゾバクタム及びピペラシリンの累積回収率は、10.7%及び5.5%であった。
※承認された成人の用量は1日9g(分2)〜18g(分4)である。

血液透析
[外国人データ]
血液透析患者5例に本剤3.375g(TAZ/PIPC:0.375g/3g)を30分点滴静注した。3.2時間の血液透析により、タゾバクタム及びピペラシリンはそれぞれ39%(透析クリアランス:95mL/min)及び31%(透析クリアランス:69mL/min)が除去された。
※承認された成人の用量は1日9g(分2)〜18g(分4)である。

直接血液灌流
該当資料なし

 [引用文献]Johnson, CA. et al.:Clin.Pharmacol.Ther., 51(1), 32(1992)