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相互作用

(1) 併用禁忌とその理由

該当しない

(2) 併用注意とその理由

併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ビタミンD製剤 高カルシウム血症があらわれやすくなるので注意すること。 ビタミンDはカルシウムの腸管からの吸収を亢進する。
ニューキノロン系抗菌剤

エノキサシン水和物
ノルフロキサシン
オフロキサシン 等

テトラサイクリン系抗生物質

テトラサイクリン塩酸塩
ミノサイクリン塩酸塩 等

本剤との併用により、これらの薬剤の効果が減弱することがあるので、同時に服用させないなど注意すること。
この作用は薬剤の服用時間をずらすことにより弱まるとの報告がある。
本剤の金属カチオンと難溶性の錯塩を形成し、併用薬剤の消化管からの吸収が低下する。
大量の牛乳・カルシウム製剤 Milk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、症状が発現した場合には投与を中止すること。 本剤は炭酸水素ナトリウム、沈降炭酸カルシウム等を含有するため、併用により血中カルシウムの吸収を亢進する。
その他の併用薬剤 併用薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがある。この作用は薬剤の服用時間をずらすことにより弱まるとの報告がある。 本剤の吸着作用又は消化管内・体液のpH上昇による作用と考えられる。

(解説)

・ビタミンD製剤

活性型ビタミンDは腸管からのカルシウムの吸収を促進させ、血中カルシウムを増加させる作用がある。本剤は沈降炭酸カルシウムを含むため、活性型ビタミンDとの併用で高カルシウム血症があらわれやすくなる。

・ニューキノロン系抗菌剤、テトラサイクリン系抗生物質

ニューキノロン系抗菌剤あるいはテトラサイクリン系抗生物質と金属イオン(アルミニウム、カルシウム、マグネシウム等)含有制酸剤を同時服用すると、これらの抗菌剤の吸収が阻害され血中濃度が低下することが知られている。本剤に含まれるアルミニウム、カルシウム、マグネシウム等の金属イオンがこれら抗菌剤と結合し、キレート化合物を形成し吸収されにくくなる。

・大量の牛乳・カルシウム製剤

Milk-alkali syndrome(ミルク・アルカリ症候群)は消化性潰瘍の長期間の治療で、可溶性のアルカリ剤と牛乳を大量摂取した場合に起こるとの報告がある。本剤は炭酸水素ナトリウム、沈降炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムといった吸収性のアルカリ性制酸剤を含有することから、大量の牛乳やカルシウム製剤との併用により血中カルシウムの吸収が促進されMilk-alkali syndromeが発現するおそれがある。

・その他の併用薬剤

本剤は吸着作用を有する乾燥水酸化アルミニウムゲル、沈降炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムを含有するため、併用薬剤の吸収に影響を与える可能性がある。
さらに、本剤中の制酸剤(炭酸水素ナトリウム、沈降炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、乾燥水酸化アルミニウムゲル)による胃内・体液のpH変動により、併用薬剤の吸収・排泄に影響を与えることが考えられる。

 





















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