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相互作用

本剤は、主として肝代謝酵素CYP2C9で代謝される。

(1) 併用禁忌とその理由

併用禁忌(併用しないこと)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
リトナビル
[ノービア]
本剤の血中濃度が大幅に上昇し、重篤な副作用を起こすおそれがある。 リトナビルのチトクロームP450に対する阻害作用によると考えられる。

(2) 併用注意とその理由

併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
クマリン系抗凝血剤

ワルファリン等

クマリン系抗凝血剤(ワルファリン等)の作用を増強したとの報告があるので、血液凝固能検査を行うなど注意すること。本剤のヒトでの蛋白結合率が99.8%と高いため、ワルファリンの活性型が増加するためと考えられる。
選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)本剤との併用により出血傾向が増強するおそれがある。SSRIの投与により血小板凝集能が阻害され、併用により出血傾向が増大すると考えられる。
アスピリン本剤との併用により、低用量アスピリンの血小板凝集抑制作用が減弱するおそれがある。血小板のシクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)とアスピリンの結合を阻害するためと考えられる。
双方又は一方の医薬品の副作用の発現頻度が増加したとの報告がある。両剤ともにプロスタグランジン生合成阻害作用を示すためと考えられる。
非ステロイド性消炎鎮痛剤本剤との併用により、消化性潰瘍、胃腸出血の発現が高まるおそれがある。
リチウム製剤

炭酸リチウム

リチウムの血中濃度が上昇し、リチウム中毒を呈したとの報告があるので、血中リチウム濃度を測定するなど注意すること。本剤の腎におけるプロスタグランジン生合成阻害により、これらの薬剤の腎排泄が減少し、血中濃度が上昇するためと考えられる。
メトトレキサート本剤との併用により、メトトレキサートの作用が増強するおそれがある。併用する場合には観察を十分に行い慎重に投与すること。
ジゴキシン
ジギトキシン
本剤との併用により、これらの薬剤の作用が増強するおそれがある。併用する場合には観察を十分に行い慎重に投与すること。
チアジド系利尿剤
 ヒドロクロロチアジド等
他の非ステロイド性消炎鎮痛剤とチアジド系利尿剤との併用により、チアジド系利尿剤の作用が減弱したとの報告がある。本剤の腎におけるプロスタグランジン生合成阻害により、水、ナトリウムの排泄が減少するためと考えられる。
フロセミド本剤との併用により、フロセミドの作用が減弱したとの報告がある。
カリウム保持性利尿剤

スピロノラクトン等

本剤との併用により、降圧作用の減弱、腎機能障害患者における重度の高カリウム血症が発現するおそれがある。本剤の腎におけるプロスタグランジン生合成阻害によるためと考えられる。
エプレレノン
ACE阻害剤
アンジオテンシンII受容体拮抗剤
β遮断薬
本剤との併用により、これらの薬剤の降圧作用が減弱するおそれがある。
コレスチラミン本剤の排泄が促進され、血中濃度半減期が短縮したとの報告がある。コレスチラミンの薬物吸着作用により、本剤の消失が速まると考えられる。
副腎皮質ステロイド剤
 プレドニゾロン等
本剤との併用により、消化性潰瘍、胃腸出血の発現が高まるおそれがある。両剤とも消化管粘膜を傷害するため、併用した場合その影響が大きくなると考えられる。
シクロスポリン
タクロリムス
本剤との併用により、これらの薬剤の腎毒性が高まるおそれがある。プロスタグランジン生合成阻害に伴う腎血流量低下により、腎障害の副作用が相互に増強されると考えられる。

(3)食物、嗜好品等による影響

特になし

「参考」

22名の健康成人を早朝空腹時投与群と朝食後投与群の2群に分け、両群のそれぞれにピロキシカム30mgまたは60mgを1回投与した。その結果、空腹時投与群と食後投与群ではAUCおよび半減期には差が認められなかったが、Cmaxおよび最高血中濃度到達時間(Tmax)に差がみられ、食事によりCmaxが低くなり吸収が遅延することが認められた。

 





















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