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相互作用

(1) 併用禁忌とその理由

該当しない

(2) 併用注意とその理由

併用注意(併用に注意すること)

[錠剤]

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
テオフィリン
アミノフィリン水和物
コリンテオフィリン
テオフィリンの中毒症状(消化器障害、頭痛、不整脈、痙攣等)があ らわれるおそれがある。観察を十分に行い、血中濃度モニタリングを行うなど注意すること(下記 注)参照)。〈機序〉
テオフィリンの肝での 代謝を抑制し、血中濃度を上昇させることが報告されている。
〈危険因子〉
高齢者
高度の腎障害患者
フェニル酢酸系、プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤 痙攣があらわれることがある。
観察を十分に行い、症状があらわれた場合には両剤の投与を中止し、気道確保と抗痙攣薬の使用など痙攣に対する治療を実施すること。
〈機序〉
中枢神経におけるGABAA受容体への結合阻害作用が非ステロイド性消炎鎮痛剤により増強されることが主な機序と考えられている。
〈危険因子〉
高齢者
てんかん等痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者
高度の腎障害患者
アルミニウム又はマグネシウム含有の制酸剤、鉄剤、カルシウム含有製剤本剤の効果が減弱されるおそれがある。
同時投与を避けるなど注意すること。
〈機序〉
金属カチオンと難溶性の錯塩を形成し、本剤の消化管からの吸収が低下することが報告されている。

注)健康成人にテオフィリン1日400mgと本剤1日450mgを併用したところ、テオフィリンの最高血中濃度は、併用3日目で1.13倍、5日目では1.23倍の上昇を示した。

[細粒剤]

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
テオフィリン
アミノフィリン水和物
健康成人にテオフィリン1日400mgとトスフロキサシントシル酸塩水和物(錠剤)1日450mgを併用したところ、テオフィリンの最高血中濃度は、併用3日目で1.13倍、5日目では1.23倍の上昇を示したとの報告がある。 テオフィリンの中毒症状(消化器障害、頭痛、不整脈、痙攣等)があらわれるおそれがあるため、観察を十分に行い、血中濃度モニタリングを行うなど注意すること。 〈機序〉
テオフィリンの肝での 代謝を抑制し、血中濃度を上昇させることが報告されている。
〈危険因子〉
高齢者
高度の腎障害患者
フェニル酢酸系、プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤 痙攣があらわれることがある。
観察を十分に行い、症状があらわれた場合には両剤の投与を中止し、気道確保と抗痙攣薬の使用など痙攣に対する治療を実施すること。
〈機序〉
中枢神経におけるGABAA受容体への結合阻害作用が非ステロイド性消炎鎮痛剤により増強されることが主な機序と考えられている。
〈危険因子〉
高齢者
てんかん等痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者
高度の腎障害患者
アルミニウム又はマグネシウム含有の制酸剤、鉄剤、カルシウム含有製剤本剤の効果が減弱されるおそれがある。
同時投与を避けるなど注意すること。
〈機序〉
金属カチオンと難溶性の錯塩を形成し、本剤の消化管からの吸収が低下することが報告されている。

<解説>

1)テオフィリンとの併用

健康成人5名に400㎎の徐放性テオフィリン製剤を投与し(分2、4日間)、4日目のテオフィリンの血中濃度推移をコントロールとした。その翌日からテオフィリンにオゼックス錠1日450㎎(分3)を併用し、併用3日目と5日目のテオフィリンの血中濃度をコントロール値と比較したとき、テオフィリンCmaxは併用3日目で1.13倍、5日目で1.23倍の上昇を示した。オゼックス錠はテオフィリンとの併用でテオフィリンの代謝を抑制し、血中濃度を上昇させることが報告されている。テオフィリンの血中濃度が上昇すると、中毒症状(消化器障害、頭痛、不整脈、痙攣など)があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、血中濃度モニタリングを行うなど注意が必要である。
なお、オゼックス細粒の小児肺炎試験、小児中耳炎試験において、テオフィリンとの併用例が6例あったが、テオフィリンの血中濃度上昇によると考えられる副作用は認められなかった。

2)非ステロイド性消炎鎮痛剤との併用

キノロン系抗菌剤の痙攣誘発作用機序の一つとして、中枢神経系抑制物質であるγ‐アミノ酪酸(GABA)の受容体(GABAA)への結合阻害が示唆されている。さらに、非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)との併用により、この作用が増強することが知られている。
なお、オゼックス細粒の小児肺炎試験、小児中耳炎試験及び小児マイコプラズマ肺炎試験においては、痙攣などの重篤な中枢神経系の有害事象は認められなかったが、オゼックス錠において非ステロイド性消炎鎮痛剤との併用による痙攣が報告されている。
Ⅸ-1.(4) その他の薬理試験-1)、2) 参照

3)制酸剤及び金属イオン製剤との併用

<1>水酸化アルミニウムゲルとの併用
健康成人6名に錠剤300㎎(トスフロキサシンとして204mg)(単独)及び水酸化アルミニウムゲル細粒1gを食後併用投与したときの、トスフロキサシンの血中濃度をクロスオーバー法により測定した。水酸化アルミニウムゲル併用時には血中濃度は1時間目以後の全ての採血ポイントで有意に低下し、尿中排泄率(0~14時間)も22.59%から15.88%に低下した。

<2>鉄剤との併用
健康成人6名に錠剤150㎎(トスフロキサシンとして102mg)(単独)及びクエン酸第一鉄100㎎を食後併用投与したときの、トスフロキサシンの血中濃度をクロスオーバー法により測定した。クエン酸第一鉄併用時には血中濃度は低下し、Cmax、AUCは有意に低下した。また、24時間までの尿中排泄量は単独投与時に比べ67.6%に減少した。

<3>カルシウム・マグネシウム含有製剤との併用
健康成人5名に錠剤150㎎(トスフロキサシンとして102mg)(単独)及び沈降炭酸カルシウム1gあるいは酸化マグネシウム1gを食後併用投与したときの、トスフロキサシンの血中濃度をクロスオーバー法により測定した。併用時の血中濃度は低く推移し、Cmax、AUCは有意に低下した。また、24時間までの尿中排泄量は単独投与時に比べ、沈降炭酸カルシウム併用で63.2%、酸化マグネシウム併用で51.2%に減少した。

 





















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